5.30 ディファ有明 BREAK-2 大会直前選手コメント

駿太

連敗中の僕にとって、今回は背水の陣。闘っていく中で金選手の弱点を見つけたい
駿太

正直、前回のショック(3月28日、センモラコットのハイでKO負け)は癒え切っていません。かといって、引きずりまくっているわけでもない。僕にとって今回の金景完は背水の陣ともいえる一戦です。だから練習内容もちょっと変えながら、調整しています。具体的にいうと、力の抜き具合とか。ファイトスタイルもタイ人と闘う時モードになっていたので、ちょっとチェンジさせているところです。
 挑戦者の金選手の試合映像も見ていないので、どんな選手なのかもわからない。以前僕と闘った経験があり(駿太の判定勝ち)、今はK-1ライト級に出ているチョン・ジェヒ選手と話す機会があったんですけど、彼から金選手の情報をちょっと聞いたくらいですね。チョン・ジェヒ選手は金選手とスパーリングをやったことがあるみたいで、全体的にできる選手だと言っていました。年齢的には若い(18歳)選手でもある。
 ただ、今回一番の敵は金選手ではなく、自分自身。自分さえしっかりしていれば、いい結果がついてくるでしょう。闘っていく中で金選手のウィークポイントを見つけて、そこを攻める形で倒したい。自分は最近ようやく相手の動きを見ながら、攻撃できるようになったところがある。もちろんアグレッシブに行きたいけど、アグレッブすぎてもダメじゃないですか。
 いつも自分はノップ(谷山ジムのチーフトレーナーであるノッパデッソーン)に怒られるんだけど、自分は行かなくてもいいところで行きすぎちゃう癖がある。そんなことをしているからスタミナも切れやすくなるし、無駄な力が入ったりしてしまう。今はその癖を改善中で、今回の試合でどこまでその癖が治ったかを試そうと思っています。
 2連敗しているということではプレッシャーも感じるけど、金選手をちゃんとKOで下さないと次につながらない。


一貴

水町選手は僕がデビューした頃からタイトル戦をやっている。楽しくて仕方がない
一貴

僕がデビューした頃から水町浩選手はタイトルマッチをやっていました。今回は勉強させてもらうつもりで挑みます。僕は比べると、水町選手はものすごくうまいですからね。パワーがあるという感じじゃないけど、スピードがあるうえにテクニックやキャリアもある。対照的に僕はテキニックではなく、気持ちで闘うタイプ。なので、楽しみで仕方がない。周囲の人はわかっていると思うけど、僕のファイトスタイルは僕の雑な性格そのままなんですよ(微笑)。
 幸い最近は調子が悪いことがない。試合に慣れてきたので、肩に無駄な力が入らなくなったということもあるんでしょう。ただ、水町選手の攻撃にはキレもあるので、フットワークに翻弄されないようにしないと。そのためには自分の方から動くことが大切だと思います。まあ、全ては水町選手の出方次第でしょうけど、個人的には殴り合って自分の右ストレートか左フックで勝負を決めたい。世界タイトルを獲って、他団体の人にも注目を集める選手になりたい。


加藤竜二

森田晃允さんの意志を継ぎ、僕がMAの暴君を襲名します
加藤竜二

エリー隆司選手と闘うのは初めてですけど、試合を見る限り、蹴りと首相撲の選手という印象があります。タイプ的にはムエタイ。僕も蹴り系の選手だけど、ムエタイではなく、トリッキーなタイプ。全くタイプは違うけど、蹴り同士ということで、いざ試合になったら噛み合うでしょう。
 警戒するとしたら首相撲だけど、いつも以上に首相撲の練習をしてきたから大丈夫。勝ち方にはこだわっていません。KOも狙っていない。練習通りに動けたらいい。今回は先輩の山本佑機さんにムエタイの試合ビデオをもらったので、アタチャイのフェイント技術を学びました。試合でも、それが出るんじゃないですかね。僕は絶好調です!
 お客さんには、まず僕の顔を見てほしいですね(笑)。それと入場シーン。今回は尊敬する森田晃允さんが引退するじゃないですか。今回はその晃允さんからいただいたガウンを着て入場します。晃允さんの意志を継ぎ、僕が″MAの暴君″を襲名します。


エリー隆司

今回の試合のテーマはアンチ世代交代。まだ新しい世代に負けるつもりはない
エリー隆司

今回は準備期間が結構あったので、いつもより長く練習することができました。前回大阪での試合(3月の上谷晃平戦)が終わったあと、すぐ練習に入れた感じなので、2カ月近くできましたね。今回の試合のテーマはアンチ世代交代。今までMAのフライ級では(飛燕)野嶋選手と自分が結構やってきたつもりだけど、いまは新しい世代の加藤選手に呑み込まれようとしている。でも、自分もまだ26歳。次の世代に負けるつもりはありません。
 加藤選手は攻撃のひとつひとつが大きい。相手に反撃されてもそんなことは関係なしにどんどん攻撃してくる。そんなイメージがあります。もっというと、連打で来るので、それに巻き込まれないようにしたい。それに対して自分はコツコツ当てていって、自分のペースを握りたい。そして最後は得意の右フックかヒジ打ちで勝負を決めます。勝負は最終ラウンドまでもつれ込むんじゃないですかね。加藤選手に勝ったら、(昨年10月、TKO負けを喫している)大槻選手へのリベンジを果たしたい。


スポーツライター 布施鋼治

-
このページの先頭へ